2024/05/27
これから梅雨の季節です。
湿気が多くなります。
この季節、むくみやすい人はよりむくみやすくなります。
そもそも、なぜむくむのでしょう。
むくむ人は体内に湿気が増えやすく、
その水分(津液といいます)が解消されずに
溜ってしまうからです。
梅雨時のように環境に湿気が増えると
体内にも入ってくるので、
もともと湿気が多いひとは
よりむくんでしまうのです。
では体内に湿気が増えやすいひとは
なぜそうなるのでしょう。
それは体内に増えた湿気を排泄してくれる
「脾」という臓がうまく働いていないからです。
「脾」は食べたものの気や栄養を六臓六腑に分配しながら
湿気も調節してくれるのです。
脾が働かないと気や物が動きにくくなります。
気も溜まり、湿気も溜まり、栄養もうまく働きません。
そこでむくんで、体は重くなります。
この状態では
水を飲んでも太るようになってしまいます。
なぜ脾が働くなるのか。
原因の1つは甘いものの食べ過ぎです。
甘いものはテーブルの上に置いておいても湿気を呼びますが、
体の中も同じように湿気を呼ぶのです。
湿気は脾を傷めます。
脾が痛むと湿気が増えます。
悪循環に陥ります。
むくみやすい人は甘いものは控えた方が良いのです。
特に湿度が高い梅雨時は気をつけるようにしましょう。
だるいな、と感じたら体に湿気が溜ってきています。
もしかしたらむくみ始めているかもしれません。
しばらく甘いものを遠ざけるとむくみは解消されます。
甘いものを食べずにがんばって乗り切りましょう!