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酷暑で心臓注意

心臓は一番大切な臓器です。

これが止まったら死を意味します。

死ぬまでいつも動いているので、

大きな熱を発生します。

だから心臓は肺に包まれて

横隔膜の上にのっています。

肺の内部はミスト状の水蒸気で満たされて、

冷たくなっています。

だから心臓の空冷装置のような役割をしているのです。

そのようにして心臓の運動を助けています。

しかしいくら肺が頑張っても

今年のような酷暑の日々のなかでは、

心臓にとってきつくなってしまいます。

だから今年の夏の患者さんには

心臓の病気の人が多く見られました。

 

例えば不整脈、背中の痛み、みぞおちの違和感などです。

取り分けみぞおちの症状は胃の異常に勘違いされることが多く、

「胃がおかしいのかな、夏バテかな」

などと思う方が多いのです。

しかし「みぞおち」は別名心窩(しんか)といって、

心臓の症状が出るところなのです。

「胃がおかしいなあ」

と自覚して胃カメラなどのんでも

特別な病状が発見されないことがほとんどです。

「異常がなくて、ああ、良かった」

などと安心してはいけません。

胃よりもっと大切な心臓の異変かもしれないのです。

 

暑い夏は、拍出運動をずっと続ける心臓にとってはきついものです。

みぞおちがおかしいな、と感じたら

涼しくして体を休ませることも必要ですよ。