喘息

気管支喘息

多くはアトピー素因のために起こる気管支など気道の炎症が原因と考えられています。

主にステロイド剤の吸入が治療方法として用いられますが、それは一時的で完治は困難です。

早朝に発作を起こすことが多い病気です。

さくらガーデン鍼法院も多くの喘息患者の鍼に当たってきました。

私たちが実践している鍼治療は今からおよそ3000年前に著された「素問・霊枢」という医書に基づく医学を伝承したものです。

この医学では人を自然現象の一つとして捉えています。

そして人の心身が12本の気の流れで形成・維持されていることを解明しています。

生命活動の原動力が気の流れであることをつきとめています。

喘息も気の流れの異常によって引き起こされている症状です。

主な原因は手太陰、手少陰、足少陰など3本の気の流れの乱れです。

1本でも乱れると喘息を起こします。

乱れとは、たとえば気の氾濫です。

氾濫した気が気道に炎症を起こしているのです。

氾濫した気は熱気を溜めるので、その熱気が多ければ多いほどひどい炎症となり、ひどい発作を起こします。

喘息を治すには火元となっている気の氾濫を元に戻していけばよいのです。

氾濫して熱気の元となっている気を操作して減らすのです。

気の流れの中には気を操作するためのツボがあります。

そのツボを利用します。

つまり気を減らすツボに鍼を刺入して気を減らすのです。

すると氾濫した気は元に戻っていきます。

同時に喘息も自然と消えていきます。

肺の気の流れは朝4時に流れ始めるので喘息は早朝に発作を起こしやすいのですが、肺の気が氾濫を鎮めると発作も自然におきなくなります。

重症な喘息も自然に完治していくことができるのです。