2024/04/08
4月になって一気に桜が咲き、木の芽が吹いてきました。
今は最も変化が大きな時期かも知れません。
だから心と体も変化しやすい時期で、
病気になりやすいのです。
特に春の風は悪さをするいたずらっ子に似ています。
風邪の病気を起こすのです。。
蕁麻疹や皮膚病、アレルギー、頭痛、めまい、鬱、
などは風邪の病気です。
私たちの心と体は主に12本の気の流れでできています。
12本の中で風邪の影響を受けやすいのは、
「足の厥陰」と「足の少陽」という気の流れです。
臓腑でいうと、「肝臓」と「胆のう」です。
気の流れの分類は「木」です。
木は自由に枝を伸ばす性質があり、
肝臓と胆のうにも自由を好む性質があるのです。
足の厥陰や足の少陽の流れに変動があると、
やたらにストレスを感じやすくなります。
小さなことにイライラして、
嫌味を言ったり、急に怒り出したりします。
さらに気が上昇して凶暴になる場合もあります。
自分でストレスをコントロールできずに閉じこもったり、
鬱になったりする場合もあります。
外から体内に入った風邪が原因で体内にも風が起きると、
全身がカユクなることもあります。
そんな感じで春の病気が起こるのです。
私たちは現代に生きていて、
人工的な生活をしていますが、
想像以上に自然の影響を受けながら生活しているのです。