2024/07/30
あなたの気とは何でしょう。
それはあなた自身です。
自分だと思っている、形があって無いように感じるもの。
形である体は、確かにあなたです。
しかしそれだけではないですね。
心でしょうか、しかしやはりそれだけではなさそうです。
体と心と、それと他に何かありませんか。
それは父親の精子と母親の卵子が合体した時に生じた何かです。
その何かがあなた自身なのです。
あなたという気なのです。
これを先天の気といいます。
これは生涯変わらない唯一無二のものです。
この先天の気は二つの腎臓の間にしまわれます。
これは貴女の寿命で、先天の気が枯れると死を迎えます。
先天の気は、母親の子宮内で母親から栄養を受けて、六臓六腑を形成し、
さらに手足や頭などの体を作っていきます。
六臓六腑が形成されるころ、一定の流れを持つ気が生まれて、
この流れが生命活動の原動力になります。
この気の流れは先天の気と違って、生来の気ではありません。
六臓六腑由来の気で、母親から受ける栄養から生まれる気です。
これを後天の気といいます。
この気の流れはとても正確で、
誕生後、死ぬまで変わりません。
元来がとても正確なので、
少しでも変動すると心や体に違和感や苦しみを覚えます。
六臓六腑に由来する気の流れ、これが12本の気の流れです。
この流れが生命活動の原動力となります。
産まれる前は母親からもらう栄養が気のもとになりますが、
誕生後はあなた自身が食べたものが気のもとになります。
これは死ぬまで続きます。
あなたの気、
先天の気は両親から、
後天の気は食べ物からもらっているものです。
先天の気は変えることはできません。
しかし後天の気は食べ物由来なので
いくらでも変化していきます。
これは病気の大きな原因となります。
反対に言えば、
食べ物で病気を治すこともできる
ということです。
食べ物で性格も変わっていきます。
気の流れが私たちの心と体を形作っているからです。