2022/03/07
前回の続き
週3回だった治療を週2回に減らしました。
私が考えている治療の最終目標は、父が一人で車で旅行へ行けるようになることです。
それは父の老後の楽しみだったからです。
父は母と一緒にまだ行ったことのない四国や山陰地方、九州などを自動車で気ままに旅をしたかったのです。
それが最も予想外なことに、母が昨年2月に急に死んでしまったのです。
しかも同じ昨年8月、父自身が急に足の麻痺と痛みで倒れてしまったのでした。
父は夢も希望も一挙に失いました。
病院では治りませんでした。
そこで私が何とかして治してやろうと思っているのです。
これからは治療も最終段階に入っていきます。
じっくりと治療を進めていこうと思っています。
父が諦めなければ、の話ですが。
今はもう車の運転も普通にできますし、一人で買い物も出来ます。
家事一切も一人でこなしています。
散歩も行けるようになりました。
ただ、みな短時間に限られています。
車の運転も、台所仕事も、続けて出来るのは30分から1時間ぐらいです。
だから休みながらやっています。
旅に行くならもう少し動けなければだめです。
だから治療と並行して筋力を落とさないような運動も必要です。
痺れた足は筋が硬くなっていますから、マッサージもこれから取り入れようと考えています。
退院してすぐから鍼治療を始めたのですが、父はあまり鍼治療が好きではなくて、半ば私が無理やりやっていたのです。
ところが最近変わってきました。
鍼治療のあとは足のむくみが引いて、色つやも良くなり、夜の痛みも軽くてよく眠れることに気が付いたためです。
今までは「鍼なんて、やったってやらなくたって、同じだ!」とうそぶいていたのに、気が付き始めたら、突然変わりました。
現金なものです。
しかし父が治療に前向きになってきたので、効果も倍増するかもしれません。
本人に「治そう!」という気力がないと、治るものも治らないからです。
去年の8月からすでに半年が過ぎました。
これからどのくらい父の治療に通うことになるか分かりませんが、やっていきます。
最終目標地点は、「父が一人で車を運転して行きたいところへ行ける、旅行ができる」というところです。
がんばります!!